釣り船たむちゃん号の「無添加・食のサイエンスラボ」へようこそ! 今回は、たくさん釣れた小ぶりなメバルを、最高に美味しい状態で長期保存する「真空冷凍・煮付けミールキット」の作り方を公開します。
使う調味料は、伝統的な木桶仕込みで作られた無添加丸大豆醤油「金笛(きんぶえ)」そして愛機であるチャンバー式真空パック機です。 疲れて帰ってきた日でも、解凍して火にかけるだけで、料亭顔負けの極上和食が完成する最強のストック術をご覧ください!
🐟 材料と最強のギア(1袋:メバル2〜3尾分)

▲ 釣ったメバルは頭と内臓を落とし、ペーパーで徹底的に水気を拭き取ります。この「ドライ処理」が臭みをなくす最大のポイント!
- 無添加醤油(金笛):大さじ2
- 本みりん:大さじ2
- 酒:大さじ1
- 浄水(水):大さじ1(★冷凍時の塩分濃縮を防ぐサイエンス!)
- 生姜スライス:2〜3枚

▲ ラボの必須ギア。真空袋はクリロン化成の「彊美人(きょうびじん) 80μm」。しなやかで破れにくく、ボイルにも冷凍にも耐える最強の袋です。
🧪 失敗しない!ミールキット仕込みのサイエンス
タレをただ混ぜて冷凍するだけでは、魚がパサパサになったり、真空パック機が故障する原因になります。以下の「3つのオペレーション」を守るのが成功の鍵です。
1. 「煮切り」でアルコールを飛ばす

▲ 小鍋に「みりん」と「酒」だけを入れて火にかけ、沸騰させます。 アルコールが残っていると冷凍障害(身のパサつき)の原因になるため、ここでしっかりとアルコールを飛ばします。
2. 「金笛」の香りを守る

▲ 火を止めた後で、金笛(醤油)と浄水、生姜を加えます。 醤油をグツグツ煮立ててしまうと、せっかくの芳醇な香りが飛んでしまいます。熱を入れないのが醤油のポテンシャルを活かすサイエンスです。
3. タレの注入と温度管理(50℃以下)

▲ 魚を入れた袋をカゴに立ててセット。こうすることで、両手が使えて液体のタレをこぼさずに美しく注入できます!神オペレーションです。
ここで、当ラボの機材スペックを活かしたサイエンスです! 通常、熱い液体を真空パックすると「減圧沸騰」を起こして庫内が大惨事になります。しかし、愛用しているチャンバー式真空パック機は「オイルレスポンプ」を採用しているため、メーカー推奨で【50℃まで】ならそのままパッキングが可能です。
タレを作った後、わざわざ冷蔵庫でキンキンに冷やす必要はありません。「粗熱が取れて50℃以下になるまで冷ます」だけでOK!カゴに立てた袋にタレを注ぎ込み、そのままスムーズに真空引きへと移行できます。
🧊 チャンバー真空&冷凍で「強制浸透」

▲ 完璧にパッキングされたメバルのミールキット!
空気を100%抜くことで、酸化と冷凍焼けを完全に防ぎます。さらに、真空の圧力と、凍っていく過程の浸透圧によって、金笛の強烈な旨味がメバルの細胞の奥深くまで染み込んでいきます。
あとはストッカー(冷凍庫)に放り込むだけ。これで数ヶ月間、いつでも極上のメバルが食べられる「タイムカプセル」の完成です!
♨️ 食べる時のオペレーション(超簡単!)
食べる時は、流水解凍(または冷蔵庫で自然解凍)してから調理します。
- 【王道の鍋煮付け】 中身を鍋に入れ、浄水を50cc〜100ccほど足してフタをし、中火〜弱火で落とし蓋をして10分ほど煮ます。金笛の香りがキッチンに広がり、ご飯が止まりません!
- 【至高のせいろ蒸し(推奨!)】 解凍後、中身を耐熱の深皿にタレごと移し、湯気の上がった「せいろ」で約12〜15分蒸します。煮崩れが一切起きず、皮目がプルンプルンの料亭の仕上がりになります。
植物油も乳製品も一切使わない、純和風・無添加のミールキット。 たくさん釣れた時は、ぜひこの「サイエンス仕込み」で未来の食卓を豊かにしてみてください!
▼今回使用したものはこちらから揃えられます

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