こんにちは!今回は、ヒラメ釣りの生き餌として用意したアジ(22cm〜25cm)を使った、こだわりの晩酌メニューをご紹介します。
生き餌用とはいえ、サイズも良く鮮度は抜群。そのままにするのはもったいないということで、「自家製の無添加一夜干し」、「炙り刺身」「たたき」にして、日本酒と共に味わうことにしました。
1日目:下準備と冷蔵庫乾燥のテクニック
まずは釣行後、アジが新鮮なうちに下処理を済ませます。
鮮度を保つ下処理

刺身用のアジはすべて内臓と頭を取り、綺麗に洗って冷蔵庫で保管します。このひと手間で翌日の味が決まります。
自家製一夜干しの仕込み

3匹は開きにして、塩水に50分間漬け込みます。 塩はいつもの「海の精 あらしお」を使用。伊豆大島の海水100%で作られたこの塩は、魚の旨味を劇的に引き立ててくれます。
- 浄水: 500ml
- 塩(海の精): 50g(大さじ3弱)
- 酒(純米酒または料理酒): 50ml(大さじ3強)
- 昆布(あれば): 5cm角1枚(★最強の隠し味!)
塩水(立て塩)に酒を入れることで、アルコール成分がアジの生臭さを揮発させて消し去ります。さらに「海の精」のマグネシウムなどのミネラルと、昆布の「グルタミン酸」が、アジの持つ「イノシン酸」と合わさることで、乾燥中に旨味が爆発的に増幅します。
🐟 冷蔵庫で完璧な一夜干しを作るオペレーション
漬け込みから乾燥までの手順です。冷蔵庫の冷気(乾燥した空気)を利用して、安全かつ衛生的に干物を作ります。
ボウルに浄水、海の精、酒を入れて、塩が完全に溶けるまでしっかり混ぜ合わせます。(昆布があればここに沈めます)
腹開き(または背開き)にして血合いを綺麗に洗ったアジを、液に沈めます。身が浮いてこないように、上からキッチンペーパーを1枚被せるか、ピタッとラップで落とし蓋をして、冷蔵庫で40分〜50分漬け込みます。(22〜25cmの肉厚なら50分がおすすめです)。
時間が来たらアジを取り出し、流水でサッと表面を洗います(表面の余分な塩分を落とすため)。その後、キッチンペーパーで「これでもか!」というくらい、身と皮の水分を完璧に拭き取ります。ここで水気が残っていると生臭くなります。
バットの上に網(ケーキクーラーや焼き網など、下が浮くもの)を置き、その上にアジを重ならないように並べます。ラップは一切かけず、そのまま冷蔵庫(できれば風の当たる場所)に一晩(8〜12時間)放置します。
表面を指で触ってみて、ペタペタと指にくっつかず、膜が張ったように乾いていれば完成の合図です!

焼く時は、身の方から弱火〜中火でじっくり焼き、ひっくり返して皮目をパリッと焼き上げてください。自家製・無添加の一夜干し、感動の美味しさをお約束します!
2日目:こだわりの買い出しと仕上げ
一夜干しが完成する翌日、アジに合わせる名脇役たちを揃えに行きました。

■ 本日の厳選食材
- 国産レモン: すだちが売っていなかったので、今回はレモンにしました。香り高く、一夜干しに最適。
- 青森県産ミスト大葉: 化学合成農薬不使用。霧のような水で育てられた、香りの強い大葉です。
- 特別栽培の生姜: アジのたたきに欠かせない、辛みと香りが鋭い生姜。特別栽培とは農薬・化学肥料5割減で栽培された農産物のようです。
調理編:ヘルシオ焼きと、鮮度抜群のたたき
ヘルシオで焼く「自家製一夜干し」

冷蔵庫で表面が綺麗に乾燥したアジを焼いていきます。今回はウォーターオーブン「ヘルシオ」を使用しました。過熱水蒸気で焼き上げることで、身はふっくら、表面は香ばしく仕上がります。
鮮度を楽しむ、炙り刺身&たたきの「銀黒(ぎんくろ)」2種盛り
残りのアジは、当日おろして「炙り刺身&たたき」に仕上げます。
- アジ(22〜25cm)
- 薬味:大葉(必須)、ネギ、生姜、みょうが等
- 調味料:金笛(無添加醤油)、海の精(塩)、すだち
アジを三枚に下ろし、腹骨をすき、血合い骨を毛抜きで丁寧に抜きます。

炙り刺身は「皮を引かずに(つけたまま)」バットに並べます。バーナーで皮目に少し焦げ目がつくまで一気に炙り、脂がジュワッと浮き出たら、すぐに氷水(または冷蔵庫)でサッと冷やして身を引き締めます。これを厚めに切り付けます。
たたきは皮を手で引き、細切りにします。そこに先ほど買い出した「特別栽培の生姜」と「刻みネギ」をたっぷり混ぜ合わせ、包丁でトントンと叩けば、香りが弾けるたたきの完成です。
※味見してネギは追加しました(みょうがはお好みで)

🍶 魚沼の辛口と津軽びいどろで乾杯

いよいよ実食です。本日の晩酌セットが整いました。
- お酒: 新潟の辛口純米「魚沼」をチョイス。
- 酒器: 青森が誇る伝統工芸「津軽びいどろ」。
- 醤油: 木樽仕込みの「金笛」で。
ヘルシオで焼いた一夜干しは、「海の精」のまろやかな塩気が効いていて、噛むほどに凝縮された旨味が溢れます。国産レモンをギュッと絞れば、辛口の「魚沼」との相性は言うまでもありません。
たたきの方は、ミスト大葉の爽やかな香りと生姜のキレが、アジの脂を上品に引き立ててくれます。
まとめ:生き餌アジは「ご馳走」だった
ヒラメ釣りの脇役として準備したアジでしたが、素材を活かす道具と調味料、そして少しの手間で、これ以上ないご馳走に変わりました。
釣り人だからこそ味わえる、贅沢な「アジ尽くし」の夜。 皆さんも、生き餌が余った際はぜひ「自家製一夜干し」を試してみてください。冷蔵庫乾燥、本当におすすめですよ!
▼今回使用した究極の無添加セットはこちらから揃えられます
青森で最高の釣りと、極上の魚を!
ヒラメ泳がせ釣りは7月中旬までご案内しております。ぜひ青森の「釣り船 たむちゃん号」へ遊びに来てください! 釣り方以外にも、釣った魚の美味しい処理の仕方など、船上でもどんどんお答えしますよ!お待ちしております!

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