
釣果は『エサの鮮度』で決まり、釣った魚の価値は『保存方法』で決まる。だからこそ、機材には妥協しません。
釣り船「たむちゃん号」の船長として、常に頭を悩ませていたのが「エサの鮮度維持」と「釣った魚の長期保存」です。
ヒラメ釣り用の活イワシが確保できなかった時のための冷凍イワシや、マダイ釣り用のエビ(芝エビやボイルエビ)。 これらをただ冷凍庫に放り込むと、すぐに冷凍焼けを起こして変色し、魚の食い(反応)が極端に落ちてしまいます。
そこで導入を決意したのが、業務用チャンバー式真空パック機「フードシールド SKR500」です。
今回は、「なぜ安い家庭用や人気のノズル式ではなく、ガチの業務用チャンバー式を選んだのか?」というリアルな機材選びの裏側と、最強の専用袋についてレビューします。
ノズル式は落選!?私が「SKR500」に行き着くまでのリアルな道のり
真空パック機を買おうと思い立った時、最初からこの「SKR500」を知っていたわけではありません。色々と検討する中で、以下のような変遷をたどりました。
候補1:アイリスオーヤマ コードレス VPF-C50(約8,000円)
最初は「手軽で安いのが一番」と思い、約8,000円で買えるアイリスオーヤマのコードレスタイプを検討しました。 しかし、これら家庭用の安いモデルは「エンボス加工された専用袋」しか使えないという致命的な弱点があります。釣りエサや魚を大量にパックするには、袋のランニングコストが高すぎてボツになりました。
候補2:Smativ+(スマティブ)LEHIAR5000BK(27,800円)
「なら、市販の安い業務用の袋(ツルツルした平袋)が使えるモデルにしよう!」と見つけたのが、Smativ+のノズル式です。 デザインも良く、機能も十分。「よし、これで決定だ!」と購入ボタンを押す寸前までいきました。 しかし、念のためにYouTubeでレビュー動画を確認すると……袋のシワの部分に空気が残っているように見えたのです。 ノズル式(袋にノズルを挿して吸うタイプ)は、水分の多いエサや魚だと汁を吸い込んでしまったり、空気を100%抜ききれないという構造上の限界があることに気づきました。
候補3:真空パックんシェフ3plus(約60,000円)
「やっぱり、液体もいけて食品の細胞レベルまで空気が抜ける『チャンバー式』じゃないとダメだ!」 そう思い至り、チャンバー式の代名詞とも言える有名な「真空パックんシェフ3plus」を調べました。
日本の老舗企業(暮らしの幸便)が窓口となる安心のサポート体制に、キッチンに置きたくなるスタイリッシュなデザイン。そして何より、釣り人に嬉しい「長いサクがそのまま入る縦長(奥に深い)ボディ」は文句なしの最高峰。 「お財布が許すなら、マジでこれが欲しい…!」とよだれが出ましたが……価格は約60,000円。
エサ保存がメインの私には予算オーバーで、今回は泣く泣く見送ることにしました。



「ただ、予算に余裕がある方や、『釣った魚の長いサクをそのまま綺麗にパックしたい!』『高くてもデザインと安心感が欲しい!』という本物志向の方には、間違いなくこの【真空パックん】が一番の正解です。後悔しないお買い物になりますよ!」
ぜひ一度、下記の公式通販サイトから、チャンバー式モデル「シェフ3plus」の圧倒的なスペックを見てみてください!(欲しくなっちゃいますよ笑)
液体パック、完全脱気。これこそがチャンバー式の真骨頂。予算が許せば、迷わずコレ一択です!
結論:フードシールド「SKR500」のコスパがバグっていた
そんな中、血眼になってリサーチしていて見つけたのが、フードシールドの「SKR500」です。 正真正銘の業務用チャンバー式でありながら、価格はなんと34,980円(※購入時)
しかも、安いからといって機能が劣るわけではありません。面倒なオイル交換が不要な「ドライポンプ(オイルレス)」仕様で、味を染み込ませる「マリネ機能」まで搭載。さらに国内販売元による「1年保証」までついているという、完全にコスパがバグっているバケモノ機材だったのです。
Smativ+(27,800円)を買うつもりだった私からすれば、「あと7,000円ちょっと足すだけで、オイルレスのガチなチャンバー式が買えるの!?」という衝撃。もうこれ一択だろ!と即決しました。



妥協してノズル式を買うと後悔していたかも。汁物もエサも完璧に真空保存でき、メンテナンスも楽なチャンバー式として、現在間違いなくコスパ最強です!
遊漁船の「釣りエサ」を極限状態のまま保存する!
このSKR500、たむちゃん号では「エサのストック」で大活躍します。
- ヒラメ釣り用の「イワシ」 ヒラメ釣りは活きエサが一番ですが、海況によって確保できない日もあります。そんな時のために、鮮度の良いイワシを真空パックして急速冷凍。空気に触れないので、冷凍焼けやドリップ(旨味成分の流出)を完璧に防ぎます。
- マダイ釣り用の「エビ(芝エビ・ボイルエビ)」 マダイはエサの「色」や「匂い」に敏感です。チャンバー式で強力に真空パックすることで、変色を防ぎ、釣れる匂いをそのまま封じ込めることができます。



お客様に『釣れるエサ』を提供するための先行投資です。もちろん、釣れた高級魚を熟成させたり、長期保存するのにも最強の威力を発揮しますよ!
プロは「袋」にもこだわる。強靭な「TLタイプ」を選択!
チャンバー式は市販の安いナイロン袋が使えるのが最大のメリットですが、「袋の選び方」も重要です。
一般的には「彊美人(きょうびじん)」という袋が柔らかくて透明度が高く人気ですが、釣りエサや魚(骨やヒレが尖っているもの)をパックする場合、「ピンホール(小さな穴)」が空いてしまうリスクがあります。
そこで私が選んだのは、丈夫さに定評のある福助工業の「ナイロンポリ TLタイプ」です。 張りがあり、突刺し強度に優れているため、魚のヒレなどが刺さって真空漏れを起こすトラブルを激減させてくれます。



魚のヒレや骨で袋に穴が空いては意味がありません。釣り人には強靭な福助工業のTLタイプが絶対おすすめです!
まとめと次回予告:料理にも最強です
フードシールド SKR500は、釣りエサの保存から釣果の熟成まで、釣り人のレベルを一段引き上げてくれる魔法の箱です。 3万円台という価格は決して安くありませんが、釣った魚を美味しく食べきることや、専用袋の安さ(ランニングコストの良さ)を考えれば、あっという間に元が取れる神機材だと思います。
ちなみに、このSKR500は「料理」でも最強です。 チャンバー式は液体ごとパックできるので、「サバの味噌煮」などの煮魚を作ってそのまま真空パック→冷凍保存、という業販レベルの調理が可能になります。
次回は、この真空パック機を使った「釣った魚の絶品・冷凍保存レシピ」も公開予定ですので、お楽しみに!














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