
「せっかく数万円もする業務用真空パック機を買ったのに、袋選びで失敗してませんか?機材が最強でも、袋がショボければ釣った魚は台無しになりますよ!」
チャンバー式(業務用)真空パック機を導入して、いざ魚をパックしようとした時、必ずぶち当たる壁があります。それが「どの専用袋を買えばいいか分からない問題」です。
ネットで検索すると、必ずと言っていいほど名前が挙がるのが以下の2大巨頭。
- タフネスの王様:福助工業「ナイロンポリ TLタイプ」
- 美しさと密着の女王:クリロン化成「彊美人(きょうびじん)」
「どっちを買えばいいの?」と迷う方が多いですが、釣り船船長の私の結論から言います。 「得意分野が全く違うので、両方買って使い分ける」のが大正解です。
今回は、実際に釣った大量のロックフィッシュ(根魚)を使い、この2つの袋の「決定的な違い」を容赦なくガチ検証(破壊テスト)してみました。これを見れば、もう袋選びで迷うことはありません!
⚠【超重要】まず初めに:家庭用ノズル式には使えません!
本題に入る前に、絶対に知っておいてほしい注意点があります。 今回紹介する「TLタイプ」と「彊美人」は、表面がツルツルした「エンボス(ボツボツ)加工がない業務用袋」です。
数千円で売られている安い家庭用真空パック機(ノズル式)では、この袋を使っても空気が抜けません! 「フードシールド SKR500」や「真空パックんシェフ3plus」のような、本物のチャンバー式(または業務用ノズル式)専用の袋になります。
👉 チャンバー式本体をまだ持っていない・買い替えを検討している方は、こちらの比較記事を先にチェックしてください!


【ガチ検証1】アラ(骨)の真空テストで衝撃の結果が…!
まずは、美味しい出汁が取れる「魚のアラ(頭や骨)」の真空パックテストです。鋭い骨やトゲがあるため、袋の防御力(突刺し強度)が試されます。


結果は一目瞭然でした。
- 右:彊美人(きょうびじん) ➔ 鋭い骨の圧力に耐えきれず、見事にパンク(ピンホールという穴が空いて空気が入る失敗)しました。
- 左:ナイロンポリ TLタイプ ➔ 完全無傷! ガチガチの真空状態を完璧にキープしています。


彊美人は柔らかくしなやかな分、骨などの鋭利なものには弱いという弱点が露呈しました。対する「TLタイプ」の異常なまでのタフさがお分かりいただけると思います。
【ガチ検証2】切り身(フィレ)の真空テスト
次は、骨を引いたお刺身用のサクや、皮付きの切り身での比較です。




パッと見はどちらも非常に美しく真空できており、大きな違いは分からないかもしれません。しかし、実際に手で触ってみると明確な違いがあります。




「TLタイプ」は強度を上げるために少し袋が硬くパリッとしていますが、「彊美人」はその名の通り圧倒的にしなやかで透明度が高く、魚の身に吸い付くように優しく密着しています。
お店のディスプレイや、釣果を人にお裾分けする時の「見栄え(高級感)」は、間違いなく彊美人に軍配が上がります!
船長流!2つの最強袋の「使い分け」術
検証結果を踏まえ、それぞれの強みと「一番賢い使い分け方」をまとめます。
① 絶対に破れない防御力「ナイロンポリ TLタイプ」
我が家の消費量No.1!自宅でハードに使い倒すならメインは絶対にコレです。
- 強み: 異常なまでの突刺し強度(ピンホール耐性)。
- おすすめの用途: 骨付きのアラ、ヒレの鋭い魚、エサの塩締め、絶対に液漏れさせたくない煮付けなど。
- 釣り人に最適なサイズ: 大きめの魚やアラがすっぽり入る「20-30(200mm×300mm)」が一番汎用性が高くてオススメです!
② 高級料亭の仕上がり「彊美人(きょうびじん)」
勝負パックを作りたい時や、柔らかい身を優しく包みたい時の必需品です。
- 強み: 圧倒的な透明感としなやかな密着性。手触りが高級。
- おすすめの用途: お刺身のサク、骨なしの切り身、人にあげるお裾分けパックなど。
- 釣り人に最適なサイズ: サク取りした身を入れるのに丁度いい**「XS-2030(200mm×300mm)」**などが使いやすいです。
【おまけ】袋をセットして気付いた「機材の奥行き」の重要性


最後に、SKR500で尺メバルの切り身をパックしていて、一つリアルな気付きがありました。
SKR500はコスパ最強のバケモノ機材ですが、庫内が横長なので、長い切り身(サク)を縦に2本並べて入れようとすると、奥行きがギリギリなんです。



「この時ばかりは、『長い魚のサクがそのまま縦に入る【真空パックんシェフ3plus】の縦長ボディだったら、もっとスムーズだったかも…』と、本気でシェフ3plusが気になってしまいました(笑)」
「チャンバー式、横長のSKR500と縦長のシェフ3plus、どっちを買おう?」と迷っている方は、この「袋をセットした時の奥行き」も大きな判断基準になりますよ!
👉 2機種の「奥行きの違い」やスペックを徹底比較した記事はこちら!


💡 まとめ
- アラや骨付き魚、ハードユースには ➔ 『ナイロンポリ TLタイプ』
- 刺身のサク、綺麗なお裾分けには ➔ 『彊美人(きょうびじん)』
せっかくの素晴らしい機材です。数百円〜数千円の袋代をケチって魚をダメにするのは一番もったいない! ぜひ両方の袋をストックして、釣果を最高級の「無添加ミールキット」に仕上げていきましょう!











コメント