【エブリイ整備】DIYでオイル&エレメント交換!固着したフィルターを「ドライバー」で破壊して外す荒技と、リセット手順まで全記録(DA17V)

エンジンは血液(オイル)が命。機械は裏切らないが、オイル交換をサボると裏切られます。

仕事の相棒、スズキ・エブリイ(DA17V)。 エンジンオイル交換インジケーターが点灯したので、今回は自宅ガレージで「エンジンオイル&オイルフィルター(エレメント)」の交換を行いました。

「たかがオイル交換」とナメてかかったら、前回お店で交換したフィルターが鬼トルクで締められており、外れないトラブルが発生…。 最終的に「ドライバーを突き刺して回す」という荒技を使うことになりました。

今回は、エブリイのオイル交換手順と、もしもの時の対処法、そして忘れがちな「警告灯リセット」の方法までを記録します。


目次

用意したもの(Amazonで揃います)

今回は「モノタロウ」のPB商品を使いましたが、Amazonや楽天でも同等スペックのものが安く手に入ります。

  • エンジンオイル: 5W-30 SP(全合成油)
    • エブリイ(ターボ/NA問わず)には5W-30がおすすめです。
  • オイルフィルター: スズキ用(16510-84M00 該当品)
  • 廃油ボックス: 廃油を処分する場合は必要です(エーモン ポイパック等)
  • 工具: 14mmレンチ、フィルターレンチ、廃油処理パック等

手順① エンジンルームへアクセス

エブリイのエンジンは、運転席・助手席の座面の下にあります。

  1. 少しエンジンをかけオイルを温めます。
  2. シートを跳ね上げると注入口(オイルキャップ)とレベルゲージが見えます。
  3. 抜けを良くするために、先にフィラーキャップ(注入口)を少し緩めておきましょう

手順② オイルを抜く(ジャッキアップ不要!)

ここがエブリイの良いところ。 「オイル交換だけ」なら、ジャッキアップしなくても作業可能です。

車体の下に潜り込み、オイルパンにあるドレンボルトを探します。

  • ボルトサイズ: 14mm
  • 注意: オイルが熱い時は火傷に注意してください。

廃油受けをセットし、ボルトを外すと勢いよく黒いオイルが出てきます。 ドレンワッシャー(パッキン)は毎回新品に交換するのがセオリーです。


手順③ フィルター交換の悲劇(要ジャッキアップ)

今回はフィルターも交換するため、ここでジャッキアップが必要です。 (フィルターの位置が奥まっていて、地面にベタ置きだと手が入りにくいため)

ドレンボルトの左前のあたりに黒いフィルターがあります。 フィルターを回そうとしたのですが……。

「…硬っ!!!」

前回は整備工場で交換したはずですが、親の仇のようなトルクで締まっています。 手持ちの道具が滑ってしまい、万事休す。

最終奥義:ドライバー貫通の術

このままでは終われないので、禁断の荒技を使いました。

  1. ドライバーをハンマーで叩き込み、フィルター本体を貫通させる。
  2. 刺さったドライバーを柄にして、強引に回す。

これでようやく外れました…。 外したフィルター(右:純正 16510-81421)と、新品のモノタロウフィルター(左:16510-84M00相当)の比較です。 長さが違いますが、今回用意した方が正解です。

新品のフィルターを取り付ける時は、パッキンに指で新しいオイルを塗ってから、手で止まるまで回した後、さらに3/4回転(270度)くらいでOKです。工具で締めすぎると次回の私が泣きます。


手順④ 新油の注入

ドレンボルトを締め(トルク35N・mくらい)、新しいフィルターを付けたら、新しい血液を注ぎ込みます。

  • 規定量(フィルター交換時): 約2.8L
  • 粘度: 5W-30(今回はSPグレードの全合成油を奢りました!)

レベルゲージで量を確認し、アッパーレベルとロアレベルの間にあればOKです。


手順⑤ 必須!「OIL」表示のリセット方法

エブリイ(DA17V)は、一定の距離または期間が経つと、メーター内の「エンジンオイル交換インジケーター」が表示されます。 交換後はこれを手動で消す(リセットする)必要があります。

リセット手順

  1. エンジンスイッチをONにする(エンジンはかけない)。
  2. オドメーターのところに「OIL」が表示されている状態で、メーターの左側にあるノブを長押しする。
  3. 表示が点滅後にオドメーターにが表示されるとリセット完了!

これをやらないと、せっかく交換したのに警告が出っぱなしになってしまいます。


まとめ:DIYなら半額以下。でもフィルター固着にはご用心

今回かかった費用は、オイルとフィルター合わせて、3,000円程度。 お店に頼むより圧倒的に安く済みますし、何より「どんなオイルを入れたか」を自分で管理できるのがメリットです。

ただし、中古車やお店任せにしていた車は、今回のように「フィルターが鬼締め」されている可能性があります。 DIYに挑戦する方は、貫通用のドライバーとハンマーを横に置いて、覚悟を決めてから挑んでください(笑)。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

青森の海で遊漁船「たむちゃん号」の舵を握る現役船長。陸(おか)では軽貨物ドライバー兼メカニックとして活動中。

「機械は裏切らない」がモットー。船のエンジンから除雪機まで、何でも自分で直す整備オタクです。

【保有スキル・免許】

🚛 車両・運転
・大型特殊自動車
・中型自動車(8t限定)
・自動二輪(中型)

🏗️ 重機・作業
・車両系建設機械(整地/解体)
・小型移動式クレーン
・フォークリフト / 玉掛け

🚤 船舶
・小型船舶操縦士 1級

コメント

コメントする

目次